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InDesign における「GSUB フィーチャ文字化け」の解明


InDesign における「GSUB フィーチャ文字化け」の解明 PDF・7.5MB
小形克宏/直井靖/丸山邦朋(公開 2012 年 9 月 28 日 rev. 0.9.7)

この文書は、「緊デジ」期間中にその制作の技術的なサポートを目的に、深沢英次さんの発案で、小形克宏さん、直井靖さん、丸山邦朋さんが整理してくれたレポート。
アドビシステムズによる DTP アプリケーション、InDesign で作成したデ ータを他のアプリにコピー・アンド・ペーストしたり、フォントを変更 した際に発生する「GSUB フィーチャ文字化け」を解説したものである。

OpenType フォントに内蔵された、文字の表示に変化をもたらす機能を総称して 「OpenType フィーチャ」という。GSUB フィーチャはそのうちグリフの置換に関する もので、本稿で取り上げるのは、これが原因となって引き起こされる文字化けである。
(→ 1.1.2 GSUB テーブルと GSUB フィーチャ)。

本稿はある程度 InDesign の操作に習熟した人を対象にしている。もしもこの分野の 知識があまりない場合、別に公開されている『InDesign データ→電子書籍で字形の変 化する文字』から読むことをお勧めする。本文書は、この文書を技術的に敷衍したも のだ。

目次────────────────────

0.1 はじめに 3
0.2 定義 4
第 1 部 GSUB フィーチャ文字化けの前提となる解説
1.1 OpenType フォントにおける異体字の機能 5
1.1.1 cmap テーブルと CMap ファイル 6
1.1.2 GSUB フィーチャと GSUB ルックアップ 9
1.1.3 GSUB フィーチャの分類    12
1.2 InDesign における異体字の制御    19
1.2.1 InDesign における異体字の内部表現    21
1.2.1.1 ア Unicode 符号位置のみによる内部表現    22
1.2.1.2 イ単独置換による内部表現    22
1.2.1.3 ウ合字置換による内部表現    23
1.2.1.4 エ選択置換による内部表現    24
1.2.1.5 オ CID 直接指定による内部表現 26
1.2.2 InDesign における異体字の入力/置換方法    27
1.2.2.1 A字形パネル・ダブルクリック 27
1.2.2.2 Bメニュー選択    33
1.2.2.3 グリフの入力/置換方法に由来する内部表現の違い    37

第 2 部 GSUB フィーチャ文字化けの原理とそのリスト
2.1 GSUB フィーチャ文字化けの基本原理    40
資料リンク    42
付録 参考文献    43

資料リンク────────────────────

フォント変更にともなう選択置換の文字化けについて
InDesign の字形パネルから異体字を入力する 2 つの方法
選択置換のしくみと InDesign における内部表現
フォントの変更による文字化け
XMDF ビルダーにおける IDML データの文字化けリスト
●InDesign の字形パネルから入力した文字を他のアプリにコピペしたときに化ける例
Ryumin Pro
Ryumin Pr6
Kozuka Pr6N
Hiragino Pro
Hiragino ProN 8.10
InDesign のメニュー選択でグリフ置換した文字を他のアプリにコピペしたときに化ける例
trad(旧字体)/expt(エキスパート字形)/jp78(JIS78 字形) jp83(JIS83 字形)/jp90(JIS90 字形)/nlck(印刷標準字体) dlig(任意の合字)/liga(欧文合字)/sups(上付き文字) subs/sinf(下付き文字)


公開日:
最終更新日:2016/12/18

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